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【実践編①デイリー】理論暗記がまったくできないわたしが税理士試験に合格した話

ポルノグラフィティ税理士の宮澤佳奈(みやざわ かな)です☆

理論暗記ができないなら、自分で条文を書き上げればいい

税法の条文と理論マスター(理論集)を読み比べたことはありますか?
全然違いますよね?

理論マスターも税法の条文を噛み砕いて読みやすく作文している教材です。
それを一生懸命暗記していって、本試験で解答用紙に披露したとしても、試験委員にとってそれは作文を書いていることと同じなのです。

であれば、極論を言ってしまえば、税法をしっかり理解したわたしが作文をしてもなんら問題はない、ということになります。

2015年に所得税法に合格したときにやっていたこと(デイリー編)

前提として、わたしはTAC税理士講座の上級コースで勉強をしていました。
(初回受験の2014年当時もTAC税理士講座の上級コースで勉強しています。)

1.毎日理論を読む(1週間で理論マスター1回転)

毎日、理論マスターをまるで本を読むように読んでいきます。
1-1を読み終わったら、1-2、1-3、1-4…とただひたすら読みます。
まだ勉強が進んでいなくてわからない論点であろうと関係ありません。
驚くほどただひたすら、本を読むように頭から順番に読んでいきます。

なぜ、こんなことをするのか?
所得税法の言い回しを身体に覚えさせるためです。
ただひたすら理論マスターを読むことで、わたし自身を所得税法に染め上げていくのです。

2.1週間で理論マスター1回転するときに、体系を意識して読む

講師の方にはここまで求められませんでしたが、わたしは条文体系も意識して読んでいました。
第1章・第2章…と章ごとの区切りは、条文の区切りでもあります。
わたしは、この章の途中で読むことを止めないようにしていました。

例えば、「きょうは第1章と第2章の途中までで10題だからいいや…」とせず、「第1章と第2章で15題全部読む!」というようにします。
こうすることで、意識的に所得税法の条文体系をわたし自身の身体に叩き込んでいきました。

3.1分、1秒でも時間がとれたら読む(眺める)

1分、1秒も逃せません。
こんな超スキマ時間に何をするのでしょうか?

わたしがやっていたのは次の2点のどちらかを、そのときの気分でやっていました。

  1. 目次を眺めて条文体系を叩き込む
  2. ある理論の柱(大原的にいうと骨子)を眺める

どんなに短い時間も逃さず、わたし自身を所得税法に染め上げていくことを意識していました。

決してやらなかったこと

1.暗記のことを意識すること

暗記のことは意識するどころか、一切考えませんでした。
わたしの場合は、そもそも暗記ができなかったので、考える理由がなかったのです。

2.上級演習・答練の範囲理論を見ること

わたしが見ているのは、税理士試験の本試験での合格ただ一点でした。
「今週の上級演習が税理士試験の本試験だったら?」「答練が本試験だったら?」ということだけを想定して上級演習・答練を受けていました。

なぜなら、税理士試験の本試験には、「範囲理論」は存在しないからです。

3.毎週の成績を気にすること

毎週を想定本試験として受講していると、成績は当然(とは言い切れないけれど)下位になります。
わたし自身は、2015年当時の上級演習・答練成績はの上位60%前後を彷徨う落第生でした。

税理士試験の本試験での合格ただ一点だけを見つめることができたら、上級演習や答練の成績は気になりません。
マイペースで毎日理論を読み進めつつ、PDCAのサイクルをまわしましょう。

まとめ

「理論暗記ができないと合格できない」はウソです。
わたしは理論暗記がまったくできませんでしたが、今では税理士登録をして活動しています。

ですが、今回ご紹介している方法は、結果を出せるようになるまでにとても時間がかかります。
ある意味で劇薬のような方法です。
半年でギリギリ合格レベルに到達するかどうかのラインだと思っていただいて結構です。

わたしはというと、所得税法の初回受験の2014年当時にこの方法で理論学習を続けて、本試験では合格レベルの理論を書けています。
(不合格の原因は計算の能力不足でした。)

【きょうの1曲】

愛が呼ぶほうへ / ポルノグラフィティ

※ ほっこりするご夫妻にお会いしたから♡
見ているだけで幸せをおすそ分けしていただけるご夫妻って、なかなか出会えません。

【宮澤佳奈のひとりごと】

自分の殻から出た初日は大変濃密な1日でした。
濃密すぎて、すぐにまた自分の殻にこもってしまいそうです(笑)
「計画的に自分の殻にこもる」計画がひそかに発足したので、このあたりもゆるりと考えていこうかと。