フリーランスが開業したときに税務署に提出する書類の話

ポルノグラフィティ税理士のミヤザワカナ(@pg98jp)です☆

まずは、開業おめでとうございます。
好きなことを仕事にして生きていく第一歩、といったところでしょうか。
フリーランス生活をENJOYしましょう!

今回は、フリーランスデビューの最初の壁、開業したときに税務署に提出する書類の話です。

フリーランスの定義

フリーランスの定義は法律に規定があるわけではありません。
弊ブログでは、フリーランスを従業員を雇っていない個人事業主と定義として記事を更新しています。

関連記事:「フリーランス」ってどんな人?という話

なお、従業員を雇っている個人事業主の方は、開業するときに提出する書類が増えます。
詳細はこちらの記事をご覧いただけたら嬉しいです。

関連記事:従業員を雇用する個人事業主が開業したときに税務署に提出する書類の話

フリーランスが開業したときに税務署に提出する書類

フリーランスが開業したときに提出する書類は次の2点です。

  • 開業届
  • 青色申告承認申請書

開業届

開業したことを税務署にお知らせする書類です。
ぶっちゃけ、出さなくても税務署からなにか言われるってことはないんですけどね(笑)

青色申告承認申請書

「所得(利益)が少ないし、楽だから白色申告でいいの。」とおっしゃる方、本当にそうでしょうか?

青色申告は、必要なときにすぐできるものではありません。
事前に税務署に申請をしてOKをもらわないと、「やりたい!」と望んでもできないのです。

また、青色申告の場合でも白色申告の場合と同じ程度の手間で済ませることもできます。
(青色申告特別控除額が10万円の場合。)

白色申告は息をしているだけで損です。
開業したら、開業届とセットで青色申告承認申請書を提出しましょう。

関連記事:青色申告と白色申告の違いとメリット・デメリットの話

原則的な方法とちょっと違うやり方を選ぶときに提出するもの

棚卸資産の評価方法の届出書
減価償却資産の償却方法の届出書

この2点はよっぽどのことがない限りは提出する必要はありません。
じゃあ、「よっぽどのことって何?」という話は、また別の機会に書きます。

いつ提出すればいいの?

「開業日に税務署に駆け込んで開業届を提出しました」とよく聞きますが、開業日に提出する必要はありません。
実際、開業日前後はとても多忙で、税務署になんか行っていられない…ということもあるでしょう。
そんな方のために、少し余裕をもって提出期限が決められています。

開業届

開業した日から1か月以内

先述のとおり、ぶっちゃけ、提出しなくても、税務署からはなにも言われない(ことが多い)開業届。
本来は開業した日から1か月以内に提出してくださいね、と期限があります。
もし、期限を過ぎてしまっても焦らずに、なるべく早く税務署に提出しましょう。

青色申告承認申請書

・開業した年から、青色申告をする場合

開業日から2か月以内(開業日が1/1〜1/15の場合は、その年の3/15まで)

・開業した年の翌年から、青色申告をする場合

開業した年の翌年1/1〜3/15まで

ゆるゆるな開業届に対し、提出期限を過ぎてしまうと痛い目を見るのが青色申告承認申請書です。
「いつから青色申告をしたいのか?」を明確にして、提出期限を過ぎないように注意しましょう。

原則的な方法とちょっと違うやり方を選ぶときに提出するもの

・棚卸資産の評価方法の届出書
・減価償却資産の償却方法の届出書

開業した年の翌年3/15まで

よっぽどのことがあって、この2点の書類を提出する方は、開業した年の確定申告書と一緒に提出することで、提出忘れを防ぐことができます。

提出するときの注意点

提出するときは、すべての書類を揃えて提出しましょう。

税務署に持参するときは、税務署提出用と本人控え用の2部を持っていきましょう。
郵送するときは、切手を貼った返信用封筒を同封しましょう。
税務署に返信用封筒を送らないと控えは返ってきません。

電子申告でも提出することができますが、なぜか異常なまでにめんどくさいです。
やり方は気が向いたら…書きます。

まとめ

フリーランスになって最初にぶち当たる壁、それが、開業届、青色申告承認申請書の提出です。
今回は、その内容と提出の時期、方法について書きました。
難しい用語の補足は随時入れていきます。
まずは、「税務署には、開業届と青色申告承認申請書を提出するんだな」ということだけご理解いただけたら嬉しいです。

関連記事:開業日ってどうやって決めるの?という話

【きょうの1曲】

そらいろ / ポルノグラフィティ

※ しまなみロマンスポルノのセットリストをヒトカラで歌ってきたんだけど、歌いながら泣いたよね(笑)

【ミヤザワカナのひとりごと】

久しぶりに税理士っぽい記事を書いてみました。
サクッと読める税金記事ってのはなかなか難しいもんですね。
また気が向いたら書きます(笑)